保育士

0歳児とのコミュニケーション方法はベビーサインがおすすめ

 

0歳児は、生まれたばかりで沢山泣いて、ミルクを飲み、寝ています。そんな赤ちゃんとコミュニケーションを取れるのがベビーサイン                大体、約6か月を過ぎた言葉を話せない赤ちゃんと、ジェスチャーを使って、話をする方法です。

ベビーサインはアメリカでブームになり、日本でも普及してきました。私も保育士になって、保護者から、初めてベビーサインという言葉を聞きました。            その保護者の方は、教室に通い、ベビーサインを覚えたそうで、保育園に入った1歳のころもベビーサインでコミュニケーションをとっていました。

そもそも、どんなベビーサインがあるかピックアップしていきたいと思います。

簡単なベビーサイン

1「ミルク」 胸の前でグーをして、ゆっくりパーにする。

2「もっと」 5本の指先をくっつけて、その指先同士をつけて離してを繰り返す

3「おしまい」手のひらを上にして、裏返しにする

4「ぼうし」頭を手のひらで2回ポンポンする

5「お風呂」グーにした両手で、体をこするように前後に動かす

6「ありがとう」手のひらを口に持っていき、下へ降ろす

7「でんき」頭の上でグーパーと電気のチカチカを表現する

8「おみず」人差し指を立てて、唇の横をとんとんする

9「ねんね」両手の手のひらをあわせて、ほっぺに当てる

10「食べる」片方の指先を5本あわせて、離してから口に持っていく

もっともっとたくさんありますが、使いやすく覚えやすいものをピックアップしてみました。私もこんなにベビーサインがあることを初めて知りました。私の勤める保育園では1歳児からしかいませんが、0歳児クラスがある保育園では、ベビーサインが使えそうですね!

ちなみにベビーサインのメリット、デメリットもあります。

メリット

育児が楽しくなる

ベビーサインで赤ちゃんとやり取りが出来るようになると、今までより育児が楽しくなります。今まで訳分からず泣いていて、ストレスがたまっていたママ達も、赤ちゃんがベビーサインを覚え、教えてくれたら楽ですし、嬉しいですよね!それこそ育児が楽しくなり、もっともっと赤ちゃんと触れ合っていたくなるのではないでしょうか。

話し言葉に良い影響がある

ベビーサインには、簡単な言葉を使い、コミュニケーションを取るので、物の名前や使い方などを覚えるのがベビーサインしていない子よりも早いそうです。覚えることにより、物の名前も覚えてくれるのは確実に子どもにもプラスになりますね!

デメリット

出来ない時のストレス

ベビーサイン。確かに覚えてくれるといいですが、子どもによっては覚えが悪かったり、興味がなく、ママたちがしているサインを見てくれなかったり。そうすると、必死に覚えサインを出しているママたちにとってストレスなります。出来ないかもしれない、覚えられないかもしれないという前提でやっていく事が大事かもしれませんね。

覚えるために教室に通わなければならない

今はネットがあり、自分で調べて、覚える事も出来ますが、正しいやり方なのか、あってるのかわからないですよね?ベビーサインの教室も増えてきて通う事が覚えるのには1番手っ取り早いと思いますが、なかなかその為にない時間を割くのは大変ですね。子どもの機嫌もあったり、上の子や下の子がいると難しい時もあり、負担になってしまうことがあります。そうなると一概に教室に通う事が良いとは言えないですね。

いかがでしたでしょうか?初めてのベビーサインはなかなか知らない事だらけだと思います。私も文字にすることによって、より深く知れた気がします。ベビーサインはメリット・デメリットがあるので、赤ちゃんやもちろんママたちの負担にならないように出来たらいいのではないかと思います。