保育士

新人先生の子どもがなつかない悩み、こうやって解決します!

 

学校に2年から4年通い、実習も乗り越え学校を卒業した後は、ようやく夢に見ていた保育士に!!

私も就職が決まり、4月から自分が保育士になり、先生と呼ばれることにとっても期待を覚えていた記憶があります。

そんな中、沢山の不安もありました。自分が保育士になる前は、どんな保育士になりたいのかと聞かれ、当たり前ながら「子どもや保護者に信頼される保育士になりたい」と思っていました。それって、きっとみんな同じで。信頼されて頼ってもらえるからこそ、やりがいを感じると思います。でも初めての保育園、初めての子ども、保護者。自分は信頼してもらえるのか、上手く出来るのかな、といったことを色々考えました。

仕事が始まり、上手くいかない事が沢山ありました。でも、色々経験したからこそ、今乗り越えて、保育士を続けていられます。新人ならではの悩みをあげて、私はどうやって解決したか、今の新人さんにどんなアドバイスをしているか書いていきたいと思います

子どもがなついてくれない

これは新人あるあるだと思います。保育園は特にですが、複数担任のクラスが多いです。そうすると、他の先生と自分への対応や反応が違うと感じやすくなります。例えば慣れてくると子どもがいけない事をした場合、注意をしたりします。そうすると聞いてくれなかったり、午睡介助をしようとすると違う先生がいいって言われたり。これは新人の先生特有の悩みだと思います。

私の時も最初は普通だったのになぜか、私じゃ給食を食べてくれなかった時がありました。今なら、絶対怒りますが、その時は注意の仕方さえわからなかったんです。かと言って、先輩の先生がどうにかしてくれるわけでもなく、アドバイスもくれるわけでもなかった。1番つらい時期でもありました。でもそれがあったからこそ、自分で色々工夫していろいろチャレンジして子どもと関係を作っていけたのだと思います。

これに関しては、経験なんです。子どもって1歳から保育士間の上下関係って分かっているんです。怖いですよね(笑)だから、下の先生って、どうしてもなめられがちなんです。じゃあどうしたらいい?って思いますよね。私自身は、子どもと沢山遊びました。子どもと遊ぶ事で少しずつ信頼関係って築いていけます。少しでも時間があれば遊ぶんです。そして子どもの良いところを見つけて褒めてあげるいけない事をしたら叱る。私は繰り返しそうしました。

そうすると、不思議で子どもも、同じように見てくれるようになるんです。むしろほかの先生より、寄ってきてくれたり。私は、なるべく子どもと同じ目線やむしろ子どもになった気持ちで子どもと沢山遊ぶ事を心掛けていきました。新しく入った先生には、例えば何かすることに対して、イヤイヤしていたら少し見守りますが、無理そうなら変わってどういう風にやっているか見せてあげたり、こうすると嫌がらないよって方法を教えてあげます。

確かに自分で解決することも大事だと思いますが、それって、その本人にとってかなりきつい時もあります。だから、その保育士の状態も見て、手の差し伸べ方も変えています。例えば、プライドが高い子に対しては、しばらく見守る。消極的で自分に自信ないような子には、アドバイスするなど。後輩の気持ちを汲み取るのも先輩の大事な仕事と私は思っています。

でも私たち上の先生だって人間です。自分の気持ちが保育に乗らなかったり、体調が悪くても来ているときも沢山あると思います。そんな時は無理せず、同期や信頼できる人を頼るのも大事ですよ。自分がイライラしてたら、子どもにもいい影響は与えられません。

適度に休憩し、たまには羽目をはずして、子どもと一緒にふざけてみたり、伸び伸び出来る保育が出来るといいですよね。私もそんな保育が出来るよう日々奮闘しています。